【ダンスを踊れるようになるために】なぜ最初のレッスンはやさしくなければいけないのか?
こんにちは。東京都品川区の社交ダンス教室助川ダンス教室の助川太朗です。
2月も半ばを過ぎましたが今週は寒波が到来してまた真冬に逆戻りしたような気候が続いています。体調を崩されている方も多いので、どうか温かにしてお気をつけてお過ごしください。
社交ダンスを踊るということは決して難しいことではないけれど、一方でとても奥深いことでもあります。たとえばひとつの動きに対しての身体の使い方や体重の載せ方といった基本的なことでも様々な考え方があります。万人に当てはまる正解があるものでもないので、
色々な人の考え方を取り入れながら自分に合ったやり方を見つけて行くのが上達する早道であると感じます。その意味では何か特定のことをテーマとして追求する楽しみもあると思いますし、そこから新たな発見があるのもまた確かなことだと思います。
ただ、一方で現在の日本国内の特にグループレッスンでは「初心者」向けとなっているレッスンでもそうした"深い"内容に最初から重きを置いているものが少なくないことを個人的には残念に思います。
なぜならダンスに興味をもってはじめてダンス教室やサークルに行ってみようと思われた方の多くは、何か特定の一つのことを覚えたり、探求しようと思う気持ちではなくて、何となくダンスを踊れたら楽しそうだと思ったから、や、踊っている姿を観て何となく素敵だと思ったから、といった理由で来て下さっている場合の方が圧倒的に多いと感じるからです。
そうした方たちに向けて、マニアックに何かを追求するレッスンや、たくさんのことを覚えることを目的としたレッスンをした結果、最初に望んでいたものとのミスマッチが起こり、ダンスを踊る楽しさを感じることが出来るようになる前にダンスから離れてしまう人が多く出ているのが現状という気がしてなりません。
そうした方がレッスンを受けた後に残ったのはダンスは難しいという印象ばかり、というのでは、せっかく意を決してレッスンを受けた方にとっても我々にとってもそれはとても残念なことではないでしょうか。
「SUNDAY CLASS~初心者の会」をはじめとして私たちがダンスを踊ったことが無い方を最初にレッスンする機会があった時に特に気を付けていることは、レッスンのためのレッスンにならないことです。レッスンを受けに来られる方は貴重な時間とお金を消費してダンスが踊れるようになることを目的として足を運んでいただいているのですから、まずは、少しでも早い段階でダンスを踊れるようになった、ダンスが踊れて楽しい、と感じていただけることがとても大切だと考えています。
難易度の高いステップを覚えたり、より美しく踊ることを追求するのは、その後でも遅すぎるということは決してないはずなのです。
もちろん我々の助川ダンス教室でも生徒様の様々な要望にお応えできる専門的なレッスンも提供しています。しかしダンスの世界への入口となるレッスンとしては、専門的なレッスンよりもダンスを踊ることの楽しさや、メリットを自然と感じていただける、そんなレッスンが良いのではないかと私たちは考えて実践しています。
次回、3月の初心者の会は3月16日の日曜日13:00からの開催です。
ぜひお一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。
初心者の会のお申し込みは下記アドレスからweb予約でも受付しています。
初心者の会のお申し込みは下記アドレスからweb予約でも受付しています。
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